2014年1月26日日曜日

簡易な指針

ちょっと最近忙しくて記事を練ってる隙がないので、
簡易的な指針として初めてから900を目指すまでのプロセスを書いておこうと思います。

・TOEIC 初めての人
このレベルの人は、まずTOEICに必要な「文法」と「英文解釈」を覚える必要があります。
会社に言われて一ヶ月後に点を取らないといけないとか
そういった人でもない限り絶対に疎かにしてはいけないステップです。
読解もこの段階から、返り読みをせずに頭から読むことを徹底しましょう。

英語の対策その1(基礎)

この記事程度のことをやっておけば、とりあえずは大丈夫でしょう。

・TOEIC 500~700を目指したい人

英語の対策その2(TOEIC ~800)

基本はこの記事です。
この層の人にはいわゆる「TOEIC力」とかそういったものより、
まず単純な「英語力」を伸ばす必要があります。
単純な英語力とは2つに分けて、TOEICの2つのテーマでもある、
「リスニング力」「読解力」です。
この2つは英語を学習していく上での「基礎」です。とにかく基礎固めに徹しましょう。

リスニングについては、面倒くさくてもしっかりと腰を据えて、
音声を何も見ずに聞いて理解できるまで、
スクリプトとにらめっこしながら何度も聞きましょう。

時間がある人なら、私がやっていたように
「シャドーイング」や「シンクロリーディング」を取り入れてもいいでしょう。
何も見ずに聞いて理解できるようになったスクリプトは、
外でも携帯プレイヤーなどでたくさん聞き込みましょう。
本番でもリスニングは聞いて、理解して解くものなのですから、
「聞く」⇒「理解」のプロセスが何よりも大事です。

リーディングについては、
まず、パート5などで
「文の前後を見て解く」などのテクニックを最初から取り入れるのはやめましょう。
どんな問題でもまず頭から読んで意味を理解しましょう。

文を読んで、空欄以外の意味をある程度つかんだ上で、
最後に「文法手法」(動詞があるから副詞だとか、そういったもの)に当てはめる。

これがパート5を解く基本であり、「読解のトレーニング」でもあります。

900点以上を取る人は、上のプロセスがものすごく早いです。
パート5などで短い文の読解力を鍛えると、
おのずとパート7などの長文も読めるようになります。

以上を踏まえ、 信頼できる本を数周しっかりと取り組みましょう。
このレベルの人は、
使う本を絞って、その本の知識を確実に頭に入れることに集中してください。

・TOEIC 700~900を目指したい人
前の段階の人がこの点数ラインを狙うのに足りないのは、まず、問題パターンです。
問題集を何周も繰り返すのは、前の段階までです。
基本的にLRでどちらかに偏ることなく700点程度取れるのであれば、
TOEICにおける基礎は十分に身に付いているはずです。
後はその基礎を問題をひたすらこなし、知識として定着させ、補強していく作業です。
同じ問題集を何度も繰り返すのは確かに良いことです。
しかし、それだけでは「初見の問題」に応用が効かず対応できないという弊害が発生します。
ですので、 ここからは、リスニングでもリーディングでも、
とにかく初見の問題を大量にこなしましょう。
大量の問題をこなしていく過程で、
リスニング力や読解力といったものも自然に伸びていきます。

私が900を取った時は、
特急シリーズなどの文庫サイズ本から模試本、スマホアプリなどを駆使して、
あらゆる暇な時間をTOEICの問題を解くことに注ぎました。
この時大事なのは、ただ解き散らすだけではなく、
解説を読んで抜けている文法などがあれば、その都度ちゃんと調べて頭に入れることです。

それと、問題の繰り返しをしない弊害として、
間違えた問題の知識が抜けるといったことがどうしても起こります。(特にリーディングで顕著)
私の対策としては「間違えた問題や勘で答えた問題」はチェックしておき、
公開テストの一週間前にチェックしたものをまとめて解くといった方法で
知識の抜けをメンテナンスしていました。

他にも、「間違えた問題をスマホで写真を撮って暇な時に見返す」、や、
「間違えた問題を理由と一緒にノートにまとめる」など、色々な方法があります。
とにかく、
問題をたくさん解き、間違えた問題をいかに知識として取り込むかが
800~900を目指す上で大事なのです。